7月7日が近づくと、商業施設や駅のコンコースに笹が飾られるようになります。
子どもが書いた短冊がぶら下がっているのを見ながら、自分も書きたいなと思ったことがある人は、少なくないんじゃないかと思います。大人になったら七夕に願いを書くものじゃない、という決まりはどこにもないのに、なんとなくそういう空気になってしまいがちです。
でも実際には、神社やお寺の七夕イベントで短冊を書く大人はたくさんいますし、職場や地域の行事で書く機会があれば、意外とみんな真剣に考えて書いていたりします。願い事を言葉にするという行為は、年齢に関係なく、何かちょっとすっきりするものがあります。
願いを言葉にすることの意味
短冊に書く内容は、「健康でいられますように」とか「仕事がうまくいきますように」とか、どこかで聞いたようなことになりがちです。でもそれでいいと思っています。漠然と頭の中にあることを、一度言葉として外に出してみる。それだけで、自分が何を大切にしているかが少しはっきりする気がします。
子どもの頃は「〇〇になりたい」と書いていたのが、大人になると「〇〇でありたい」に変わってくる。そういう変化も、七夕の短冊を通して気づいたりします。
現場で働く人の願いごと
体を使って働いている人の願いは、案外シンプルだったりします。ケガをしないこと、家族が元気でいること、今年も無事に仕事ができること。派手さはないけれど、毎日の仕事を支えているのはそういう願いだと思います。
七夕の短冊、今年は一枚書いてみてもいいかもしれません。